本研究は、否定的に捉えられがちな怒りに着目し、その意味や機能を再検討することを目的とする。文献・アンケート調査・展示・文章による実践を軸に、怒りが防衛や自己理解に関わる感情であり、抑制ではない向き合い方が存在することを示唆する。展示という公共的な場を用い、感情への新視点を提示する点に意義がある。