高校時代に夢見た「青春」に憧れて、大学生になった今でも、制服を着た女性を撮影している。写っている女性と私の手により“青春”を演出する。 しかし、そこには演出されていない表情や空気が存在していた。それから本来の彼女たちの姿を追いかけていくうちに、彼女たちと向き合うだけでなく、自分の写真を撮る意味や自信の根源を見つけ出した。