蜉蝣という儚く繊細な生き物が必死に生きている美しい姿とその生きている環境を金属で表現したいと考え制作した。実際の蜉蝣の繊細さをより金属で表現するために翅のデザインをより細かく制作し、頭部、胸部、腹部の部品を銀の角棒から削り出すなどして制作した。また水面を「死」、水上を「生」と位置付けることによって蜉蝣の儚さとその生きている姿を強調して表現しようとした。